前回の記事
自分も満足!お客様も納得!適正価格の簡単な出し方とは?その1では、
モニターを募集してそこから売れる最大価格を出す方法についてお伝えしました。
今回は、原価主義の話です。
まず、一つ売るのに、いくらかかっているのかを知ることです。
これは、売値主義は、最高金額を作るのに対して最低価格を設定するということです。
そう!
つまり、原価主義の最低金額と売値主義の最高価格の間で設定するのが
適正価格設定ってことです。
項目を掘り下げていくと
(A) 商品原価(仕入れ値)
100円の消しゴムを売るのに、
問屋から40円で仕入れていたら40円が原価ってこと。
主に販売業の方が関係ありますね。
サービス業だと0円の場合がほとんどですかね?
あとは、発送費とか会場があるなら会場費、交通費など・・・
さらに踏み込むと家賃や人件費も日割りにして追加するのもいいですね!
そして、これを
購入予定人数で割ります。
それが一人当たり原価です。
(B) 一人当たりの獲得コスト
これがちょいむず。
簡単にいうと、1人に買ってもらうのに、
いくらの広告費を出したかってこと。
計算式としては、
総販促費用÷獲得人数=一人当たりの獲得コストです。
販促っていうのは、
チラシ、折り込み広告、CM、ネット広告、メルマガ広告、
フェイスブック広告など、様々なものが該当します。
もちろんお金をかけなければ、0円ということもありますね。
原価主義の算出方法
ここで
(A) 商品原価と(B) 一人当たりの獲得コストを足します。
そうすると、
一つの商品が売れるのに、いくらお金がかかるかがわかりますよね。
ボクの最近の例でいうと、
あるセミナーをするので第一回目のプロモーションが終わったところで、
今回は費用をかけずに告知をしているので、
今のところやったのは、FAXDMで5万円くらい。
それで今50名くらいの集客。
総販促費用÷獲得人数=一人当たりの獲得コストなので、
5万円÷50人=1,000円です。
原価は、交通費、テキスト作成費用、会場費、宿泊費、など諸々足して15万円くらいです。(※人件費含まず。ボクの場合は、人件費を日割りするとセミナーが開催できませんw)
元々80名集客する予定だったので、
仮にきちんと80名集まるとしたら一人あたり原価が、
15万円÷80人=1,875円。
一人あたりの原価(1,875円)と一人あたり獲得コスト(1,000円)を足して、
ざっくり3,000円が絶対にかかるお金です。
もちろん、80名の予定が40名しか集まらなかったら、
3,000円の予定が6,000円になります。
こうやって
目標人数とリスクを見ながら金額の最低金額を設定することを原価主義と言います。
リスクについては、
目標の3割バージョンで作った方がいいかなと思います。
さて、今日はここまで。
次回は、続きです。
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