パーソナルジムの開業や、新たにトレーニングマシンの新設・入れ替えをする際、マシンの特徴や強度、サポートが気になりますよね?

どのメーカーのどのマシンを見積もったら良いのでしょうか?

実際のマシンメーカーやショールームはどうなっているか、みていきましょう。

 

パーソナルジム開業マニュアル:3,マシンの見積もりはコチラ

 

今回は、競技者への想いを日本発でカタチにするために生まれたメーカー。

「BULL(ブル)」「TORQUE(トルク)」を扱っている株式会社ザオバさんのショールームをご紹介。

 

千葉県千葉市にある株式会社ザオバさんの本社兼ショールームです!

広々とした土地にそびえ立っていました。
中に入ると数々のトロフィーとパワーラックが迎えてくれました。

 

 

ラグビー、柔道、サッカー、パワーリフティングなど、オリンピックや世界大会の記念トロフィーは圧巻です。

 

BULLはフリーウエイトのイメージが強いですが、最近はストレングスマシンも取り扱っています。


フリーウエイトで培った堅牢な作りはストレングスマシンでも健在。
日本発のマシンだけあって、日本人の体型に合ったサイズ感が嬉しいです。

 

導入店にはBULLのバナー(旗)もプレゼント。ブランディングに一役買ってくれそうですね。

 

スミスマシンやケーブルマシンはパーソナルジムでも人気です。
ネット通販の安い作りのものとは一味違う、しっかりとした作りです。

最近は安いマシンやラックも増えましたが、ジム運営を行うなら良い器具を揃えてほしいです。

良いマシンを置いているジムは、長い目で見てお得になりますし、お客さんの信頼も厚くなりますね。

 

 

ダンベルは銀色の軽量タイプ(1~10kg、1kgピッチ)と黒いラバーの重量タイプ(12~30kg、2kgピッチ)が用意されています。高重量ラバーダンベルはカタログ上32~60kgの表示でしたが、最重量は70kg!成人男性1人分の重量です!

このダンベルを置いているジムは「ダンベル何キロまであるんですか?」との問い合わせに対して「70kgです」と回答すると、ほぼ100%驚かれるそうです(笑)

 

ザオバさんでパワープッシュ中のトルクマシン。

筋肉に最適な負荷がかかるよう工夫されたプレートローディングマシンです。
どのマシンもめちゃめちゃ効きます!

胸の種目は3種類。

プッシュ系の種目は、少し内側に絞れてくる軌道になっていて、良い感じの収縮感が得られます。

 

背中は全5種。プルダウン系で3種とロウイング系で2種類です。

プルダウン系の種目はUの字を描くような軌道で、背中の筋肉がしっかり絞れます。

ベントオーバーポジションでのロウイングが可能なマシンもあります。

 

足の種目はレッグエクステンションとレッグカールの2種目。

上体を起こしたまま行うニーリングレッグカールはハムストリングスにエグい負荷がかかります。

 

プレートローディングマシンのメリットはフリーウエイトトレーニングに近いトレーニングを安全に行えることです。

左右が独立して動くので、可動域を広く取れるところもメリットです。

筋肉への負荷がしっかり入る様にとられた軌道はトルクマシンならではの特徴です!

 

ウエイトプレートが大量に積まれている一角を発見。

昨年、日本中を沸かせたラグビーW杯出場各国のトレーニングセンターにレンタルしていた、フリーウエイトやマシン器具の返却分だそうです。

ワールドカップやオリンピックなど、短期的なスポーツの国際大会では、仮設でのトレーニングセンター設置も多いそうですが、国内でウエイトトレーニング設備をレンタル対応できるのはザオバさんだけだそうです。

先程紹介した70kgダンベルもここにありました。

 

プロスポーツの現場にレンタルした器具は、地方自治体へ寄付されるそうです。

昨年の台風で被害を受けた自治体への寄付活動。

感謝状の数々、とても素晴らしい活動だと思います。

 

ストレッチマシンや振動マシンも取り扱っておりました。

ストレッチラインはプロ野球4球団にも採用されている次世代型マシン。

総合スポーツクラブに置いてあるような高齢者向けではなく、アスリート向けにしっかりと可動域を広げてくれます。

振動マシンもパワープレート並の機能性をリーズナブルに提供しているとの事でした。

 

ピラティスリフォーマーも扱っています。

 

リフォーマーも海外から個人輸入するより購入しやすくするために、取扱を始めたとの事です。

自宅でリフォーマーを設置してパーソナルを行おうとする場合、リフォーマーの搬入が問題になります。

そのままのサイズだと、日本のマンションにはほぼ搬入できないそうですが、分解~組み立て式にカスタマイズすることも可能だそうです。

 

マシンのシートも自社で張替えを行っていました。


ブランドイメージに合ったカラーリングのレザーを選べます。
ちなみにこの時貼っていたのはライムグリーン、ヤクルトスワローズカラーですね!

 

社員の方向けのマシントレーニングコーナー。


仕事の前と昼休みにトレーニングを行っているそうです。

 

数少ない日本のメーカーだけあって、「安全・堅牢・機能的」のモットーに違わぬ、こだわりが詰まった素晴らしいマシンの数々でした。
世界の一流アスリートに師事されている器具の数々は機能性・耐久性も抜群!

また、自社に器具のストックを持っており、交換や修繕対応もスピーディーに行ってもらえます。
日本発のトレーニングマシンメーカーとしてのプライドや想いの詰まった心意気を感じました。

 

パーソナルジム開業に限らず、既存クラブのマシン新設、入れ替え時の選択肢に加えてみて下さい。

 

パーソナルジム開業マニュアル:3,マシンの見積もりはコチラ